『THE TEAM』/ 麻野耕司

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読書

この本に書かれている法則を実践し、麻野さんチームは

既存事業の売り上げが10倍になり、新規事業で株価は10倍になり、退職率は20%ほどから2、3%まで低下しました。

麻野耕司(2019)『THE TEAM』251頁 参照

圧倒的な数字じゃありませんか?これは定量的なものですが、定性的にも大きな変革が起こりました。

この本を読めば、あなたのチームにもこの奇跡が起こるかもしれません。

チームという集団は私たちにとって、身近な存在だと思いますし、頻繁に耳にするものです。

中高生の頃には、部活動に勤しんでいた人や習い事に所属していた人にとって、もはや当たり前の存在だと思います。

その中でもよく使われるのはスポーツの場面だと思います。

しかし、そんなよくありふれた存在であるチームを最大限活用出来ていると断言できる人はどれくらいいるでしょうか。

また、かつて、もしくは、現在、チーム内の問題で苦しんだという経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

そもそも、チームという集団はいったい何なのか、そういったことから考えはじめなければならないと思います。

さて、まず、チームという集団をまず、定義することから始めなければなりません。

グループとは違う?集団とは?人数は?一人でもチームと言い得るのか?

『THE TEAM』の中で、この様に定義されています。

本書では、「共通の目的を持った2人以上のメンバーがいる集団」をチームと呼びます。

麻野耕司(2019)『THE TEAM』30頁 引用

まぁ、何となく想像通りであったと思いますが、こういったところからズレが生じてしまったりするので、大事なことだと思います。

さて、恐らくこの定義だと、自分たちはチームという呼び方はしてなかったけど、この集団は確かのチームだぞということも出てくると思います。

『THE TEAM』の中で、副題にある通り、5つの法則が立てられています。

  • A =Aim(目標設定)の法則
  • B = Boarding (人員選定)の法則
  • C = Communication (意思疎通)の法則
  • D = Decision (意思決定)の法則
  • E = Engagement (共感想像)の法則

麻野耕司(2019)『THE TEAM』18頁 参照

が挙げられています。

非常にわかりやすいですよね。

ームをより良く機能させるための法則はこの五つを基本とするということです。

ただ、実際に読んでいただけると、わかると思いますが、このどれも掛けてはならない要素であると感じます。

そして、それぞれの中で、私たちが陥りがちな失敗や一般的に正しい常識だと思っているが、実際はそうではないものが挙げられています。

例えば、「チームには多様性が必要」「チームにはコミュニケーションが多い方がいい」「みんなで決めたことこそが最適解だ」などなど。

普通に聴くと、どれもより良いチームを作る上で必要だと言われても、違和感がない、むしろ、重要なアドバイスとすら感じると思います。

しかし、麻野さんはこれに対して待ったを掛けます。

こういった誤りや間違った常識に改善し、五つの法則をしっかり徹底することが重要だと思います。

そして、チームを機能させるのに必要な各法則をスポーツやエンタメなどのわかりやすい具体例を挙げることで、理解を深めると共に、より高みを目指す人のための専門書や学術書の紹介を各パート毎に設けており、自身がより伸ばしたいと思える部分を一層深く学ぶきっかけも与えてくれています。

チームというのは、1人の人間をより輝かせることができたり、全体で大きな成果を挙げられたりする一方で、その人の能力を十二分に発揮することを妨げてしまうことがありますよね。

よくスポーツの世界でも、前の所属チームでは非常に際立った活躍を見せていた選手が、移籍などをした結果、全然活躍できなくなってしまうことがあります。

この様な事例はスポーツ業界だけの問題ではなく、私たちの生活の中にあるいたるところのチームでも、大なり小なり起こっていると思われます。

チームを機能させるにはリーダーシップを磨く必要があるという風に考えがちですよね。(私もそう思っていました…)

でも、リーダシップにも様々な形があり、その相性という問題もある上、その組織に適しているリーダーシップを持っているかというと疑問符が付いちゃいますよね。

麻野さんはこれについてこの様に記しています。

「偉大なチームには偉大なリーダーがいる」のではなく、「偉大なチームには、法則がある」

麻野耕司(2019)『THE TEAM』253頁 引用

確かに、偉大なリーダーになるため、リーダシップを磨いたりすることも必要かもしれませんが、まず、チームを機能させるにはしっかりとこの五つの法則を根付かせるということを始める方が最短で良い結果を出せるのかもしれません。

私見ですが、チームを一つの船の様なものだと考えるのなら、Aは羅針盤で、方向性を示すもので、Bはエンジンで、Eは燃料。Dは船長が握っている(合議で決めるか、独裁で決めるか)そのDをより一層機能させ、規律を高めるのがCだと思います。

少しややこしくしてしまったのかもしれませんが、どれも不可欠ですよね?

この五つをしっかりと機能させないと、ひとつなぎの大秘宝、宝島(偉大な成功)へとは辿り着けないのだと思います。

チームで悩むこと、恐らくこれから先もあるかと思います。

ただ、そんな時はこの『THE TEAM』に書かれている法則を実践することによって、解決していくことが良いのだと思います。

個人を一層活躍させるチームが増えれば、それは日本全体の利益になると思います。

まず、あなたのチームから輝きを放って見ませんか?

DOCUMENTARY OF THE TEAM 運命を切り拓いたチームの物語

昨日、公開されたドキュメンタリーです。

非常に心打たれる内容になっています。

自身の失敗を基にして、作り上げられた本なんだ、ということが改めてわかる内容となっています。

【参考】

この投稿のキャッチアップ画像等は「幻冬舎 『THE TEAM』」(https://www.gentosha.co.jp/book/b12359.html)より引用させていただいています。

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