【書評】『熟睡の習慣』/西野精治

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最近、睡眠の重要性が指摘されることが多くなってきていますよね。

その火つけ役となったのは、「睡眠負債」というインパクトのある語だと思います。

2017年に流行語大賞にノミネートされていましたのも、記憶に新しいです。

その語を広めたのが、西野精治さんであります。

前著『スタンフォード式 最高の睡眠』は爆発的なヒットでしたよね。お読みになられたでしょうか?

この本をきっかけに「睡眠ビジネス」の市場規模が非常に拡大しています。

睡眠を売りにした商品なんかも増えたなぁ〜という実感も皆さんもあるかなぁと思います。

世界一睡眠を軽んじている(それを強いられている環境があるという意味を含めて)日本人に睡眠の重要性を認識させ、社会を少しずつ変化させていったという功績は非常に大きいと思います。

私個人としては、今まで生きてきて、ずっと睡眠に悩まされてきたと思います。

極めて夜型人間で、寝つきも非常に悪いです。

基本的に布団に入って最低1時間は寝付くのに時間がかかります。

夜は2、3時にならないと寝れないし、それでもって朝6時だかに起きる生活をしていた時期もあったので、西野さんの前著を読んで、少しでも睡眠の質を改善しようと尽力していました。

やはり効果があって、非常に助かりました。ただ、西野さんが仰るようにしっかりと眠ることが必要ですよ!!

さて、少し本書の内容に入っていきましょう。

一言で言えば、表紙にもあるように、まさに、「『スタンフォード式 最高の睡眠』の決定版」ですね。

睡眠との向き合い方であったり、私たちが何をすべきであったり、とか非常に有効な知識がふんだんに含まれています。

そして、睡眠というのは、誰しもが経験するものであるため、ネット等で、非常に経験論などが横行しています。私は〇〇をして大丈夫だったから、問題ない、△△してダメだったから、ダメなどというように。

こういった広まっている知識などに対しても、スタンフォード大学で教授として、睡眠の研究の権威としての解釈を行なってくださっています。

「確か、こう聞いたから〇〇は絶対しちゃいけない…」ってものに対しても学術的立場からのご指摘で、それほど神経質にならなくてもいいんだ!と正しい睡眠との向き合い方を教えてくださいます。

本書で、西野先生が寝具の科学的エビデンスを証明し、おすすめしているエアウィーヴを少し一応紹介しておきますね。

世界で活躍されているトップアスリートの方々(錦織選手や浅田真央さんなど多数)も愛用していることで有名ですよね。

やはり高級ですね…

私も欲しいですが、なかなか難しいです。

エアウィーヴが理想ですが、やはり自分にあった寝具を使うことが大切ですね。

睡眠という行為は人生の多くの割合占めています。

8時間眠る人は人生の三分の一を、6時間眠る人は人生の四分の一を占めていルことになります。

短い睡眠時間では普通の人ではその人の最高のパフォーマンスは発揮できないだろうし、やはり自分の体に適した睡眠量をしっかり取ることが大事です。

この大部分を占めるであろう睡眠という時間は、その他の時間のパフォーマンスを上げてくれます。

ですが、一方で、普段の生活の睡眠していない時間で、もっと睡眠のことを考えて生活するべきなのではないでしょうか。

より良い睡眠のことを逆算して生活する。

そうすることで、一層普段の生活のおけるパフォーマンスも向上するのだと思います。

そのためには正しい知識が必要です。

この本にはそれを実現し得る情報が記載されています。

睡眠を効率化した生き方をしてみる機会ではないでしょうか。

参考

アイキャッチの画像は「PHP新書HP スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣」(https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84206-6)を参照しています。

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