見た目の年齢は気になりますよね?
様々有効な方法論が世間に跋扈していますが、何が正しいのか、間違っているのかなんて分かり難いですよね。
この本にはその効果的な対策が書かれています。
もし、見た目の年齢なんて糞食らえだ!!って方がいれば、ちょっと考えてみてください。
山Pがしてくれる行動と、そこらへんの小汚いおじさんがしてくれる行動と、全く同じ行動をしてくれれば、どういう印象の差異があるでしょうか?
有村架純がしてくれる行動と、そこらへんの小汚いおばさんがしてくれる行動と、全く同じ行動をしてくれれば、どういう印象の差異があるでしょうか?
残念ながら、悲しいかな、だいぶ印象は変わってきてしまうと思います。
もし、全く変わらないというのであれば、聖人君子だなぁと尊敬します。
この本にも言及されている「メラビアンの法則」という非常に有名な法則があります。(ご存知の方も多いと思いますが…)
「初対面の印象を決める要素」って何が、どのくらいだとお思いでしょうか。
この法則によれば言語情報が7%、聴覚情報は38%、そして、視覚情報は55%と言われているそうです。
この法則に基づけば、見た目の重要性が分かりますよね。
見た目と一口に言われても、ファッションであったり、体型であったり、色々ありますよね。
この本が焦点を当てているのは、「肌」と「髪」です。
確かに非常に重要ですよね〜
それをバックアップする「腸」を効率化させる食べ物についての言及もふんだん記述されています。
「ハーバード現役研究員の皮膚科医」である作者が説明していることですし、科学的エビデンスが豊富で、信頼性が高いです。
少し内容に触れていこうと思います。一つ一つが有用な知識で、全てを分断することは難しいのですが…
肌のケアについては、綺麗な状態に保ち、トラブルを予防するケアと、トラブルを解消するケアについても記述されています。
その中で一番大事だというのが洗顔だそうです。
洗顔で最も大事なことはズバリ、「肌の適正環境」を保つということです。
小川徹(2019)『見た目が若くなる本』 36頁 引用
そして、「一日に二回を理想とし、朝でも洗顔料を使うことを推奨しています。
「低刺激」で、「弱酸性」の洗顔料を用い、しっかりとあわ立ててから、丁寧に洗います。
最後に、タオルで顔を拭く際にはゴシゴシと擦ったりするのではなく、優しく押さえて水分をとるということに留意して行う必要がある」(小川徹、2019)ということです。
このような感じでまぁ当たり前でしょ?と感じることの中にも意外とやってしまっていたなぁというような抜けや漏れがあるかと思います。
保湿の仕方や日焼けのリスクや予防などに対しても緻密に書いてあります。
豊富な有用な知識が記述されているこの『ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた 見た目が10歳若くなる本 「肌+髪+腸」で外見力は劇的に変わる』ですが、私が一番驚いたのは次の内容でしたので、少し言及したいと思います。
例えば、体のことを思って、皆さんはミネラルウォーターやヨーグルトを購入しているでしょうか?
私もミネラルウォーターならこれ!!というものがあったりします。
ただ、ミネラルウォーターであれば、ミネラル、ヨーグルトであれば、菌の種類がそれぞれ違います。
ですから、ローテーションを組んで摂取していくべきだとこの本に記述されています。
確かに、そうだと思いましたが、そこまで大きくミネラルや菌の差異があると考えなかったりするので、非常に重要な指摘だなぁと個人的には思いました。(私が無知だっただけかもしれませんが…)
他にも睡眠や入浴、ブラッシング、薄毛や白髪など肌や髪に包括的で効果的な指摘は非常に多く、自分自身をより若々しく見せるための知識が素晴らしいです。
他にも最低限これだけすれば、見た目が劇的に変わるとして、別枠で一章設けてくださっています。
例えば、正しい爪の切り方や匂いなどのケアなどなどと皮膚科医だからこその指摘は必見です。
私も全く正しい爪の切り方をできていなかったなぁと思いました。形とか…考えたことなかったですもん。
一冊家にあれば、というような素晴らしい本でした。
まぁ、何よりも大切なことはこの本を読んで、しっかりと実践していくことだと思います。
人生は多くの人にとって、長いものとなっていくはずです。
少子高齢化で「若い人」はどんどん減っていきます。若いという価値は相対的に上がっていくのだと思います。
だったら、年齢は一年ごとに増えてしまうけれど、見た目を若々しく保って、「若い」という価値を手に入れればいいですもんね。
少しずつでも、努力を重ねていきましょう♪
この本はしっかりとバックアップしてくれますよ!
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