この本を読めばわかること・身につくこと
・世界に一大ムーブメントを巻き起こしたシリコンバレー式の食事術を学ぶことが出来る
・様々な食品の背景や隠された成分について知ることが出来る
・理想の身体を手に入れ、頭のキレをも高めることが出来る
シリコンバレーから遠く離れたこの日本においても、非常に大きなムーブメントを巻き起こしたのが、この本、『シリコンバレー式 最強の食事』です!!
有名なのは、完全無欠(ブレットプルーフ)コーヒーですよね。
今や、コーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを混ぜ合わせたこのコーヒーは、コンビニでも売られています。
私もこの本に則って、減量していた時期からは考えられないほど、浸透していきました。
驚きです…
私はこの『シリコンバレー式 最強の食事』で言及されているほど、厳密にファスティングを行うことはせず、ケトン体ダイエットとバランスをとって行なっていました。(ケトン体ダイエット時に参照した理論本はこちら)
この本を契機として、食事に対する言及した本が非常に増えていった印象があるので、いわば、その種の本の「古典」とも形容し得る名著です。(日本での発売は2015年なので、そこまで古いわけではないのですが…)
この本はシリコンバレーで活躍していた起業家が、医者の言いつけを守って行動していたにもかかわらず、140キロまでに肥えてしまい、どんどん頭も回らなくなっていて、もう少しで死んでしまうという状況に置かれ、世界の様々なダイエットについての研究を行い、30万ドル以上を費やして、自らの身体を基に「実験」を重ねていった知見を基に作成されたものです。
『シリコンバレー式 最強の食事』における理論はこの本の作者、デイヴ・アスプリーだけに適用されるというものではなく、個体差はあれど、一定度汎用性があるものです。
じゃないと、こんなに世界各地で売れないですもんね。
この本の新しいところは、野菜などの食べ物に対して、「毒」があるということに言及したことだと思います。
私たちが何気なく食べている、スーパーなどで普通に売られている野菜に「毒」?
そんな印象を受けてしまうものですが、その「毒」が私たちの身体に悪影響を及ぼし、「炎症」を引き起こしている…
この指摘はにわかには信じることができませんよね?
野菜といえば、多くの人が食べる際に、もしくは、食べる理由として「健康にいいから」「ヘルシーだから」と言って食べたり、感じていると思います。
その野菜に「毒」…
例えば、ナス。
ナス科が頭痛、関節痛を起こすーレクチン
デイヴ・アスプリー(2015)『シリコンバレー式 最強の食事』 28頁 引用
とあるように、ナス科は我々の身体に害をもたらし得ると言及されています。
ナス科といえば、幅広く私たちが好んで食べ、その中には、ナスはもちろん、ジャガイモやトマトなど、そしてタバコやハーブなどが含まれます。
タバコやハーブがあることから「あぁ、なるほど…」となる方もいらっしゃるかもしれませんが、これらは毒を含んでいることで有名ですよね。
タバコは言わずもがな、ハーブの中には毒性があるものもありますもんね。(あのGが嫌いというくらいに)
ただ、間違ってはいけないのは『シリコンバレー式 最強の食事』では野菜を食べることは推奨しています。
野菜には食べ過ぎが存在しないと書いてあるくらいに。
ただ、個人差はあるが、気をつけなければならない野菜を含めた食べ物もあるということです。
そして、コーヒーは完全無欠な食品としながらも、カビ毒に侵されていることが多く、気をつけなければいけないものであるということも述べられています。
これも衝撃でした…
あんな小さいマメにカビ…
それ以来、マメをこだわり、一つ一つハンドピックで、焙煎しているお店のコーヒーを愛飲しています。
意外と、それほど高くなくて、家でもクオリティーの高いコーヒーを楽しむことができ、シリコンバレー式を取り入れていない今でもこの部分はしっかりと取り入れています♪
また、人工甘味料や調理法など様々な視点から言及がなされていて非常に驚きに満ちていて、ためになる本です。
この本の中で何が大切かというと、結局は、身体に「良い食べ物」と「悪い食べ物」があって、なるたけ「良い食べ物」を摂取する一方で、「悪い食べ物」は摂らないようにしつつ、もし、摂ったとしてもそれに伴う症状やリスクなどをしっかりと理解することが大切なのです。
また、「良い食べ物」であったとしても、目には見えない敵、カビなどの存在を認識し、出来るだけしっかりと管理されている食品を摂取することが重要なのです。
この本は睡眠などにも言及していたり、ファスティング(断食)なども記述がありますが、自分に合わないことや目的に沿わないことは無視しても良いのだと思います。
もちろん、ファスティングなども実践するというのであれば、それに越したことはないでしょうが…
完全無欠コーヒーを導入したり、身体に良い食べ物を知ったりと、一部だけでも非常に勉強になる本ですから。
最後に、私が行っていた完全無欠コーヒーのレシピを紹介したいと思います。
グラスフェッドバターはこれを愛用していました。
食べやすくて、切り分ければ一月以上は使えると思いますし、オススメですよ♪
MCTオイルは『ケトン体食事法』でも紹介しました(同時期に行っていたので…)が、これです。
そして、コーヒーは梅田にあるお店で購入していました。
なるだけ、皆さんのお家の近くで一番マメにこだわってそうなお店がオススメです。(『シリコンバレー式 最強の食事』では、こだわりのコーヒーショップの見つけ方まで書いてあります)
以上です。
時間ともう少しの勇気があれば、自身の身体で実験するんですが、なかなか出来ないですよね?
実は意外な食べ物があなたの身体に炎症を引き起こしていた…
なんてこともあるかもしれませんが、少しこの本を参照して検証を行うのもいいのかもしれませんね。
ただ、他のダイエットなどと同時で行うと、どこかでトレードオフが生じる可能性があるということはあると思うので、そこはうまく折り合いをつけてくださいね。(私も悩みました汗)
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