【書評】『共感SNS』/ゆうこす

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読書

 

 

 

 

この本を読めばわかること・身につくこと

・SNSにおける認知向上、集客のノウハウがわかるようになる

・インフルエンサーになるための戦略が学べる

・自己をブランディングしていく力が身につくようになる

・大手SNSの使い方、性質を学べる

 

最近よく見る、ゆうこす

 

メディアでも露出するようになって、あまりアイドルに詳しくない私はこのゆうこすもアイドル上がりと聞いていて、アイドル時代からすごい人気だから取り上げられているのかな?と感じていました。

 

ただ、一方で、個人的な興味として、アイドル戦国時代とも形容される現代において、ある程度の年齢になれば、辞めることが求められるアイドルは大量にいるはずなのに、どこで活躍しているのだろうと疑問に思っていました。

 

かつてAKBとかで人気だった人でさえも、卒業して以降まるっきり見ないなぁ、という方は非常に多いですよね。 

 

もちろん、テレビというメディアが全てではないのですが…

 

そんな中、私を含め、一般的にはそのアイドル時代は知られていなかったであろう(多分…えっ知ってる?)ゆうこすという方が非常に活躍されているではありませんか!!

 

なんとなく興味があったので、この本を手に取ってみたというのがきっかけです。

 

そもそもの認識の誤りとして、このゆうこす、一年くらい?しかアイドル活動をしていないのですね…

 

しかも、HKT …

 

何と無く乃木坂出身だと思っていました。

 

なんでだろう?見た目の雰囲気かなぁ?

 

ただのアイドル上がりではないんだな、と感じました。

 

非常に自身をしっかりと綿密にブランディングしています!!

 

これには驚きました。 

 

これも何と無くの印象で辛辣な意見にはなってしまいますが…

 

確かに、このゆうこす可愛らしいですよね。

 

でも、どこか庶民感というか、身近なところにいそうな感じがしないですか?(私はします、一昨日電車に乗ってたかな?くらいに)

 

アイドル」という肩書きではズバ抜けて可愛いわけではない子が、「ユーチューバー」とかの肩書きをまとったから、可愛いという評価を得て、人気なんだろうなぁ。

 

それくらいに考えていました。

 

でも、この印象すらゆうこすさんセルフブランディングの賜物だったわけです!!

 

見事に掌の上で踊らされていましたね…

 

ちなみにこの本を読んだ後にネットで調べてみたら、ちゃんとしっかりとした「アイドル」やってました。失礼なことを言ってしまってごめんなさい。

 

芸能人やモデルさんって、フォロワーの何歩も先を進んで夢を売っているけど、私はフォロワーと芸能人の丁度中間あたりを目指そう。(中略)「憧れ」ではなく「真似しやすい」をテーマにしよう

ゆうこす(2019)『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』44−45頁 引用

 

さらに、「ダサい界のトップになる」という裏テーマを持っているそうです。

 

こういうブランディングを行っているからこそ、共感に近づいていくのですね。

 

そもそもSNSは思いがなかなか伝わりづらいものですよね?

 

よく芸能人の方も炎上してしまったりしていますもんね。(意図的に炎上している方もいらっしゃるかと思いますが…)

 

そういったメディアであるにも関わらず、共感できるように工夫を凝らしていることは本当にすごいと思います。

 

各メディアの特徴をしっかりと捉え、それに基づいて発信していく。

 

また、自身のファンを階層付けて情報を発信していくというのも非常に効果的なことだなぁと感じます。

 

まぁ、そもそも普通の人にはファンなんていないのですが…

 

そのファンを創出していくために、SNSにて発信力を高めていくために、この本には重要なことが書かれています。

 

例えば、SNSの投稿やトップページを一つの本、作品だと捉えていることは非常に新しかったです。

 

今までそうやって投稿していくことなんて、まぁありませんよね?

 

そういった一つ一つの積み重ねが多数のフォロワーを抱え、ファンを創出していく一つの要因なのですね。

 

ターゲット層も明確で、何かと敵をつくりがちな「ぶりっ子」をターゲットとしているようで、自身もぶりっ子であることを公言し(珍しい…)、全国各地にいるぶりっ子たちにメッセージを届けたい。という想いから情報発信を行ってらっしゃいます。

 

ぶりっ子って私個人としてはアンチヒーロー的な存在の面もあると思うんですよね。

 

嫌われがちではあるかもしれないですけど、やっぱりその術中にはまると抜け出せなく、人気にもなり得る…けど、やりすぎるとそれはそれは驚く程に嫌われる…

 

という感じで、悪とされつつも、人気者であったり(まぁ、そもそもぶりっ子が何故悪なの?とは思いますが)やっぱり必要な役割ですよね。

ドラゴンボールで言うフリーザみたいなもんですかね、敵として現れるも、一度は共闘することになるが、いつ寝首をかかれるかわからないみたいな。(なんか違う気もしますが、気にしません)

 

私の経験上、ぶりっ子の人はメンタルが強いなぁというような子も多い(やっぱり、フリーザ様?)ですし、このような子のリーダーとしてゆうこすさんがいるのであれば、それはそれは凄い組織ですよね(ガクガク…)

 

ただ、これまた私見による偏見でしかないのですが、ぶりっ子の子ってあまりぶりっ子の友達とつるまない印象があるんですけど、どうなんでしょう? 

 

ぶりっ子にはしっかりとリーチしているんですかね?ここは少し気になったりもします。

 

何にせよ、アイドルからの華麗な転身を果たし、アイドル以降のセカンドキャリアのロールモデルを創出したゆうこすさんにはこれからも注目ですね♪

 

 

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