この本を読めばわかること・身につくこと
・現代で収益を上げている最先端のビジネスモデルを学ぶことができる
・ビジュアルな形で経営学の実践的モデルを学ぶ事ができる
・ビジネスモデルの構造を知る事で自身の実践に還元し得る
ここ数年でどうやって利益を得ているんだろう?と思わされるようなビジネスが増えてきた印象があります。
非常に複雑化していますよね。
ビッグデータを取得して、それを販売するパターンもありますし…
例えば、グーグルなどは私たちがGoogleに対してお金を払うことはありませんが、莫大な額の収入を得ています。
「それはどうしてだろう?」と考えることもほとんどなく、気がついたらGoogleを使っているという方がほとんどだと思います。(Googleは広告収入がメインなのですが)
私個人としては基本的に多くの人と同じように徒然なるままに各種のサービスを利用していることが多いのは事実なのですが、それらの構造は非常に気になりますし、一度気になると調べたりするタイプの人間なので、どういうビジネスモデルなのかを体系的にまとめてあるようなものがあればいいなぁとかねてから思っていまし思っていました。
そこで、出会ったのがこの本、『ビジネスモデル 見るだけノート』です。
正直ビジネスモデルなんていうと、ちょっと堅苦しいじゃないですか?
でも、この『ビジネスモデル 見るだけノート』はまさしく見るだけ!!
そして、各ビジネスモデルが見開きに収まっているので、スラスラと読む事ができます。
昔からのコカ・コーラやスターバックスなどの大手企業のビジネスモデルから、新進気鋭のベンチャー企業のビジネスモデルまで取り扱っていますので、「あの企業こうやって儲けていたんだ…」などという衝撃もあるかも知れません。
「それを知ってどうするの?結局その企業に払うお金が変わるわけじゃないじゃん!!」と思われるかも知れませんが、まぁ、その部分ではそうです。
私たちが支払うお金は一円足りとも変わりませんし、知っていたからといって何かが大きく変わることはないのかも知れません。
ただ、ある業種で当たり前のことを他の業種に換骨奪胎することで、一種のイノベーションを創出する事ができた例というのは枚挙に暇がありません。
様々なビジネスモデルを知る事で、それをヒントにあなたが新たなビジネスモデルを考え出す事ができるかも知れませんよ♪
意外と人それぞれいる場所というのは知識などの移動はそれほど起こっておらず、閉鎖的であるということは往々にしてあると思います。
普通の人はそれほど他業種がどのように儲けているのか、ということに関してそれほど大きな関心を払わないですしね。
また、多くの現存するビジネスが従来型のビジネスモデルあることも相まって、それほどビジネスモデルに対して疑問も抱かないのかも知れませんね。
各ビジネスのビジネスモデルを知っておく事が意外な成果を生む事があるかも知れませんよ!!
さて、内容としては一重にわかりやすいです。
イラストが可愛らしく、シンプルですので、邪魔しないだけでなく、理解にもつながります。
各ビジネスモデルの説明の中に経営学の知識もふんだんに盛り込まれていて、経営学の知識を深められるだけでなく、その説明もわかりやすいので、経営学に明るくない方でも問題なく学ぶことができます。
また、日本や世界の影響力のある経営者についてのコラムも用意されており、その部分の知識も深めることが出来ます。
熾烈な争いをする競合企業についての章もあり、将来的にどこがシェアを握っていくのかなどを先験的に知っておくことができます
シェアをどちらが握るかわからずに、振り回された経験あったりしませんか?
敗れて市場から撤退を余儀なくされたケースでちょっと損したなぁというケースもかつてありましたよね。(ビデオ戦争と形容されたものとか)
そういったことにならないためにも、少しでも早く知っておくことが大事なのだと思います。
心構えや準備もできますしね。
海外では主流でも日本ではそれほどメジャーじゃないサービスについての言及もありますし、自分のライフスタイルのあったサービスも見つけることができるかも知れませんよ♪
「2時間で頭に入る!」と銘打っているだけあったすぐに読めちゃうと思います!!
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