カロリー制限でも、糖質制限でもない、新しい食事法!?/『長友佑都のファットアダプト食事法』

スポンサーリンク
読書

 

 

 

 

 

この本を読めばわかること・身につくこと

・日本を代表する世界的アスリートを復活させた食事法を学べる

・理論、実践、エビデンスが一冊にまとまった形でファットアダプトを身につけることができる

・肌や身体機能、精神面などでの改善を図ることができる

 

 

かつては世界有数のビッグクラブ、インテルで活躍し、今なお、日本代表やトルコの強豪クラブ、ガラタサライでレギュラーとして活躍している、長友選手

 

長友選手は2019年現在32歳というサッカー選手としてはしっかりベテランの域に入っていますが、サイドバックというサッカーにおいて一位二位を争うほど運動量の多いポジションで活躍している訳ですから本当にすごいです。(若い時はサイドバックで活躍していても、ベテランになるとセンターバックにポジションチェンジを行うということも多いのですが)

 

そんな長友選手は体幹トレーニングを推進者として知られていましたが、その後はヨガもはじめ、日本代表においても多くの影響を与えてきました。

 

そして、現在は食事法に焦点を当てているんですね。

 

常に向上心を持って努力を重ねている人ですから、サッカー選手がここまで取り組むの?というレベルまでストイックに、新しいことを行っていくんですね。

 

実力もさることながら、メディアでの影響力も高い方で、体幹トレーニングにしても、ヨガにしても大きなムーブメントを起こしてきました。

 

その影響力はCMなどで登場する回数からもわかります。(パートナーである平愛梨さんと共に出ているシャンプーのCM、MCTオイルでのCMなど)

 

『長友佑都のファットアダプト食事法』での食事法もこれから一つのムーブメントを起こす可能性は十二分にありますね♪

 

そんなことも踏まえて少し先取りしていこうと思います。

 

タイトルにもなっているファットアダプトとはなんなのか?

 

簡単に言ってしまうと、良識な油を積極的に摂取し、脂肪をしっかりと使うことのできる回路にしていこうというようなものです。

 

確かに食事の内容としては、ローカボ的なもので、一定の糖質を制限するという点では糖質制限に近い印象を受けますが、脂肪に焦点が当たっていて、糖質制限の度合いも糖質制限やケトジェニックよりも程度は緩やかです。

 

具体的なルールとしては、

  • ルール1:糖質の摂取量をコントロールする
  • ルール2:油脂に対する理解力を高め、良質な油脂を選ぶ
  • ルール3:たんぱく質を十二分に確保する
  • ルール4:カロリーを決して減らさない
  • ルール5:野菜の摂取を意識する
  • ルール6:食べるタイミングと順番に気を使う
  • ルール7:美味しく楽しみながら食べる

 

というものです。

 

非常にシンプルですよね?

 

ルール1からルール3までがメインルールで、ルール4からルール7までがサブルールです。

 

 

ただ、これだけ見ると、糖質制限などとの違いは見出し難いです。

 

もう少し具体的に見ていくと、ルール1に関してロカボの基準をどこに持ってきているかについてですが、血糖値スパイクと言われる血糖値の乱高下をもたらす食後の血糖量140mg /dlを基準としているようです。

 

ですから、基本的にはロカボの基準である一食20〜40g×三回 + 間食10gの一日あたり70g〜130gを基準としますが、長友選手のように一食あたり40g〜60gの範囲にあれば140mg /dlを超えないというような人は自身の血糖値の上がり方に基づいて、設定することができます。

 

次に、ルール2について、一般には油(脂肪)を摂ると何となくすぐに私たちの体脂肪になってしまうという単純構造で考えてしまいがちですが、実態は違うという事実が示され、悪質な油や酸化した油を避け、良質な油を摂取していくというものです。

 

悪質な油の代表としては悪名高きトランス脂肪酸が挙げられ、長友選手が積極的に摂取することを意識している良質な油としてはオメガ9脂肪酸、オメガ3脂肪酸が挙げられている。

 

CMに出演しているMCTオイルが多く含んでいる中鎖脂肪酸が含まれていないことには妙なリアル感があるなぁと思いますが、オメガ9脂肪酸を摂るにはオリーブオイル、オメガ3脂肪酸を摂るには、青魚亜麻仁油などを摂取すると良いというように示されている。

 

オリーブオイル亜麻仁油などは意識しないとなかなか摂取することは難しいと思うので、この部分がファットアダプトの中軸となってくるように思います。 

 

そして、ルール3ではたんぱく質を欠かすと、太りやすくなるなど様々な問題が指摘され、個人のスタイルによって、体重1キロあたり1〜2gのタンパク質の摂取をすることを勧めています。

 

ファットアダプトのコアな部分のルールはこの部分に集約されていると思います。

 

サブルールにも重要なことは示されていますし、このファットアダプトを行うことで、驚異的な回復力や肌などの改善、精神的安定など非常に多くのメリットを享受することができます。

 

この『長友佑都のファットアダプト食事法』の何がいいのかと言うと、こう言ったメソッドはいわゆるその選手の経験論だけで終始してしまいがちではありますが、一冊の中にシェフである加藤さんの指摘や豊富なレシピ、医師である山田さんの医学的エビデンスが示されていることで、ファットアダプトはこの『長友佑都のファットアダプト食事法』1冊で完結することができます。

 

これは意外と大事なことで、実際にこの種の食事法を行おうとすると、「結局自分は何をたべれて、何を作ればいいだろう?」と言うことになりがちですもんね。

 

長友選手は現在W杯3大会連続出場ですが、前回感動に包まれたベルギー戦での激闘後すぐに次のW杯を目指すことを公言し、本書『長友佑都のファットアダプト食事法』ではブッフォンなどしか成し遂げていない5大会連続を目指すと書いてあります。

 

生半可な覚悟ではこのようなことは言えませんし、そこには自身を裏付けするものがあるんでしょうね。

 

その一つがファットアダプトのような最適な食事法であるとおっしゃていますし、私たちもこの食事法を身につけて、理想の身体を手に入れて、健康的に生活して行きたいものですね♪

 

読書
スポンサーリンク
シェアする
mrsanをフォローする
日常の中に彩りを

コメント

タイトルとURLをコピーしました