『多動力』の続編!?ホリエモンの血と汗が染み込んだ一冊!!/『ハッタリの流儀』

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読書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本を読めばわかること・身につくこと

・目標や夢を公言するという「ハッタリ」の大切さを知ることができる

・30万部を売り上げた『多動力』を発展的に学べる

・堀江貴文という人間を一層深く知ることができる

 

 

この本は言うなれば『多動力』の続編

 

この『ハッタリの流儀』の問題意識としては以下の通りです。

 

まず、売り上げ30万部も記録した『多動力』を読んで経験した人が増えたことに対して、堀江さんの喜びが綴られています。

 

そして、「多動力」を身につけ、実践した結果、二分化していることが指摘されています。

 

堀江さんのように、「多動力」で多方面に成功を収め出している人と、器用貧乏になってしまう人です。

 

『多動力』を読んだ人であるなら、少しわかりますよね?

 

「この本に書かれていることを実践すれば、何もかも中途半端になってしまんじゃないか?」という疑念。

 

論理として通っていても、そういった不安が頭によぎることは少なからずあると思います。

 

この疑念を振り払ってフルスイングすることが必要なのですが、一見すると、『多動力』的な考え方と正反対に一見位置する『エッセンシャル理論』的な考え方。(『多動力』と『エッセンシャル思考』は意外と深いところではつながっているとは思います。)

 

『エッセンシャル思考』の中では、あれもこれもと手を出してしまうことによる破滅は耳が痛くなるほど指摘されています。

 

「こういう状態になるのではないかな」「これと「多動力」ってどう違うんだろう?」そんな疑問が浮かんでくる部分もあるかと思います。

 

そんな不安を不安を振り払い、ブーストさせてくれる一冊がこの『ハッタリの流儀』です!!!

 

堀江さんは先の二分化についての要因を「ハッタリ力」であるように集約させています。

 

そもそも、「ハッタリ」と聞くと、なかなか良いイメージは抱きませんよね。

 

とか見栄などと同様の語であると感じると思います。

 

でも、ここでは「夢を打ち立てる行動」「目標を宣言すること」などを意味する語として使われます。

 

そして、その裏では必死に努力を重ね、実現につなげることをも意味しています。

 

ただ口だけの大言壮語を吐くこととは違います。そこには行動を必要とするのです。

 

そして、堀江貴文さんは、その過程のストーリーに価値がある時代だということも指摘しています。

 

『ハッタリの流儀』の中でも例として上がっていますが、例えば、本田圭佑選手の「W杯優勝」という馬鹿でかい目標。

 

日本という国がW杯優勝することがどれくらい難しいかというと、クリリンがベジータや悟空がいる中で天下一武闘会に優勝することやウソップが単独で海賊王になるくらい難しいのです。

 

この目標に対して、多くの批判を集めながらも、私たちが世界の超名門ACミラン(今は…)で10番を背負っている姿に心躍らせらたのも事実です。

 

本田選手のように「ビッグマウス」として評価される人は敵も作りますが、多くの支持を集めるもの。

 

若者を中心に信仰に近いレベルで支持されていますが、あまりお年を召された方にはあまりはまっていないようです。(私の祖母は本田は代表で全然点を取らない!!ということで大嫌いみたいです…)

 

ここで考えて欲しいのは「W杯優勝」と本田選手が目標を立てた時、本田選手自身の、そして日本代表の実力がその目標にふさわしかったかというとそんなことはないですよね。

 

でも、この高い目標を立てることによって、本田選手はACミランで何年もの間プレーできたり、長友選手や香川選手などを巻き込みながら、チームとしてレベルアップ出来たりしたことも事実だと思います。

 

本田選手の「W杯優勝」という夢が潰えた(本田選手は日本代表から現役引退)からといって、本田選手の人気がなくなったかというと、そういう訳ではありません。

 

この一つの例から考えても、「ハッタリ」というのは価値が高いのです。

 

私個人において少し鑑みると、高い目標を打ち立てて、それに、向けて努力するということは何故か実行することは昔からクセのように、生き方として常にあったのですが、あまり周りに高い目標を立てる人がいないせいか、こういう目標を立て努力しているというだけで、私に「すごいね」という人が結構いて、「目標を立てただけではまだ何もすごい訳じゃないよな…」と思い、積極的にその目標を口に出すことはしていませんでした。

 

積極的に発信していかなければ人には伝わらないし、人を巻き込んではいけない。そういうことを改めて学ぶことができたことがこの本を読んで良かったなと思う個人的な部分です。

 

そして、「ハッタリ」の運用の仕方などは『ハッタリの流儀』を読んでいただければ良いのですが、少し本の良いところを違う視点で指摘するならば、「『ハッタリの流儀』は堀江貴文の血と汗が染み込んだ一冊」だということです。

 

ホリエモンこと、堀江貴文さんにどのようなイメージをお持ちですか?

 

「時代の寵児」として活躍なさっていた頃は私は小学生とかの頃で、「新しいドラえもんの映画にでも出て来るのかな?」と初めて聞いた時に思ったのですが、普通のおじさんが出てきて驚いた記憶があります。

 

「IT革命」なるものの旗揚げ役で、天才なんでもできるというイメージがあり、自分の欲望という点において、合理主義なんてイメージもありますよね。

 

努力は必要であるということはかねてから、『多動力』などでも言及されていますが、苦労しているイメージはあまり抱けません。(実際あってみるとイメージとは違うということを指摘されるそうですが、私はお会いしたことも講演に伺わせて頂いたことさえもないので…)

 

でも、この『ハッタリの流儀』には起業した際やアルバイト時代の苦労や努力がリアルに描かれています。

 

わからないことでも、「できる!!」と何食わぬ顔でハッタリをかまして、必死で情報収集して実現する。

 

それを積み重ねていくということにはとてつもない苦労や苦しみがあるかと思いますが、楽しみながら駆け抜けて行く。

 

その過程がこの『ハッタリの流儀』には詳述されています。

 

人間堀江貴文を見たような気がします。

 

最大限の努力を重ねて、七転八倒したの跡が汗や血の跡となって染み込んでいるかのように感じます。

 

ハッタリの重要性という感じました。

 

この感覚が私たち日本人には特に必要なのかも知れませんね。

 

面子や常識に囚われていては先の時代は生きていけないのだと感じます。

 

『多動力』と合わせて読みたい一冊です。

 

 

さらに、NEWSPICKSの以前の作品である『実験思考』と同じように自分で『ハッタリの流儀』の「値段」を設定することが出来ます。

 

『ハッタリの流儀』は普通の本の値段をしますので、儲けが出にくい出版業界のビジネスモデルからの脱却という点では肯定的ですが、普通に堀江さんの講演やスキルに「値段」がついたカタログだよね?という感じも個人的にはするので、この『ハッタリの流儀』の「価格」と言っていいのか?という疑問はありますが…

 

まぁアイドルが握手券をCD「を」つけて売っている時代ですから、細かいことは言いっこ無しなんですかね。

ともかく、リンクは貼っておきますので、一度見てみる事をお勧めします♪(こちら)

 

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